DXコンサルタント機関COPでは、毎月末にウェビナーを開催しております。
今回のウェビナーテーマは「広告以外の集客方法について」です。
ビジネスにおいて最も重要といっても過言ではないのが「集客」です。集客というと「いかに刺さる広告を作るか」という広告効果の最大化や運用法を求めてしまいがちです。しかし、そもそも広告以外にも集客法はたくさんあります。
OSHISHOも「前提として集客はアイデア次第、型にとらわれないことが何より大事」と語っています。
「システマチックに自動化して、スマートにお客さんを集め続けられるような仕組みが欲しい……ってみんな言います。色んな企業支援をする中でもほとんどみんなこう言うんですよ。でも、ビジネスの最初の段階でそんなこと考えたらダメなんです。システマチックにしようとするほど逆に割高になって、実はコストも労力も大きくなるんですよね。」
ーーと、最初から広告に飛びつくのは良くない、もっといろんな集客法がある。ということを説明し、ウェビナー講義は始まりました。
型にとらわれない柔軟な集客法の解説
集客法を考える時、まずクライアントがどういう状況かによってアプローチが変わると、OSHISHOは語ってくれました。
ひとつは、クライアントが既に見込み客を抱えている。もうひとつが、見込み客も、人脈もお金も何も持っていない。という2つです。
前者の場合、クライアントは既に何かのスペシャリストとして活動していて、その活動を通して一定数のファンやフォロワーを抱えている場合が多いです。その場合、まずはそのファンやフォロワーに対してアプローチすることが最優先事項だということです。
「新規客にアプローチする費用は、既存客にアプローチする費用の8倍かかります。新規を獲得するよりも、もとからいるファンやフォロワーにアプローチする方が、コストも労力もはるかにかかりません。ビジネスをスモールスタートさせる時、まずはあるものの中から何ができるかを考えていくことが基本的な戦い方です」
集客となったら、「よし、広告だ!」と一辺倒に考えるのではなく、まずはクライアントが持つリソースの中から何ができるかを柔軟性をもって考えることが重要なんですね。
ここパートで見込み客がいるクライアントの場合の集客法をいくつか解説してもらいました。また、クライアントが全くの無名かつ人脈もお金もない場合の集客法についてもじっくり話してもらいました。OSHISHOの過去の豊富な経験と失敗を含めての話で非常に説得力があり、これからマーケターを目指す講座生にとって有益な情報を得る機会となりました。
発言型ウェビナーで考えながら学ぶ
COPの月末ウェビナーは、ただただ講義や解説を聞くスタイルではありません。リアルタイムを存分に活かして、発言やコミュニケーションをしながら進めていく超参加型形式です。
今回の場合は、集客法をすぐに解説するのではなく「クライアントの既存客を活かすなら、どのような方法を考えられるか、思いついたものをチャットで送ってください」という思考と発言の機会を設けています。
それらの意見に対してOSHISHOが良い点、悪い点を答えます。一度考えアウトプットしたものを元に答えてくれるため、より深い学びに繋がるのです。
時に鋭い意見をきっかけに、おもしろい成功エピソードが出てくる時もあります。
「既存客もお金も人脈もない時どう集客するか?」という意見を集めている時、ひとりの出席者から「イベントやセミナーなどに参加して恩をうりまくる」という意見がでました。
その発言に対して、
「この意見めちゃめちゃいいですね…!昔ね、カレー屋を開きたいっていう60歳くらいのおばあちゃんを支援していたことがあったんですよ。もちろんお店の経験も人脈もゼロ。その時とった作戦として、東京で開催されているありとああらゆるセミナーやイベントに行かせて、そこでカレーを作って配りまくるっていうことをしたんです。一緒に名刺も渡して。結果的に、お店ができたら行くよ!って人が開店前から200人くらい集まったんです! いざオープンした時は大行列ができて、テレビの取材も来るくらいのお店になっちゃたんです笑」
という驚きの事例も紹介してくれました。
このように対話型の形式をとることで、通常の講義やありふれた書籍では聞けないような話がポンポン出てくるのも、月末ウェビナーの特徴です。
マーケターとしてのAIの活かし方
月末ウェビナーでは、講義のテーマだけでなく、その時話題になっていることや、OSHISHOが今注目していることについて現役マーケターの視点から語る時間もあります。今回は、世界中でトレンドとなっているAIをマーケターとしてどう捉えて、どのように活かしていくべきかという見解を話してくれました。
現役バリバリでマーケティングをしているからこそ、過去の成功事例だけでなく最新の知識とマーケティングを絡めた話をすることができ、COP生はそれを聞くことで一歩先の知識を身につけられます。
非常に多くの学びを得られる環境になっていて、多くの参加者から好評をいただいています。興味を持った方はぜひ、DXコンサルタント育成機関COPをチェックしてみてください!