DXコンサルタント養成機関COPでは、毎月末にウェビナーを開催しております。
今回のウェビナーテーマは「クライアントへのヒアリングのコツ」です。
マーケターは、基本的に何かのスペシャリスト（広報のスペシャリストやWebデザインのスペシャリストなど）をクライアントとして、その方の商品やサービスを売る仕組みを構築します。
その際、クライアントの方に質問をして、様々な情報を引き出すのが「ヒアリング」です。
なぜヒアリングが重要なのか？
たとえばOSHISHOがクライアントになった場合「OSHISHOさんが行うマーケティングっていうのは、具体的にどういうノウハウなんですか？」であったり「過去にどんな実績がありますか？」「どういう経緯でマーケターになったんですか？」というふうに、その人の実態を質問して集めていきます。
そこで集めた情報を使って商品やサービスの魅せ方を考えていくのです。つまり、ヒアリングによってどれだけ良い情報を聞き出せたかによって、プロモーション全体の完成度や売上が変わるのです。
もしあなたがマーケターだとして、誰もが知っているような有名経営者と一般人には全く知られていない無名経営者、どちらが売りやすいと思いますか？
もちろん前者だと思います。
なぜなら世に出した時に、消費者に興味を持たせる情報（実績や経歴、ノウハウ、エピソード）をたくさん持っていることが分かるからです。では、一方無名経営者の方はダメかというと、そうではありません。世に広く知られていなくとも実は魅力的な情報をたくさん持っていたりします。ヒアリングをうまく行うことで、そのような情報を引き出すことができるのです。
スペシャリストの多くは「え？これってそんな凄いことなの？」と自分の情報の凄さに気づいておらず、過小評価しがちです。
そして、そういうスペシャリストの方は世の中にたくさんいます。本当にたくさんいるのです。ヒアリングをうまく行えるというのは、まだ光を浴びずに眠っている多くのスペシャリストの方と一緒にビジネスを展開できるということなのです。
スライド資料を使いながらOSHISHOが話す
実際に使えるヒアリングテンプレートを公開
ここでは、なんとOSHISHOが実際に行っているヒアリング内容をもとにしたテンプレートを講座生に対して公開してくれました。
合計40の質問がまとめてあります。
どんなことをヒアリングするか迷った時には、このヒアリングテンプレートを使う事で効果的な質問を行うことができるので、講座生にとっては非常に有益な情報となりました。
このように実務で使える情報が取得できるのも、月末ウェビナーが好評をいただいている理由のひとつです。
テンプレート公開（内容は講座生限定のためモザイクをかけています）
さらに深い情報を引き出すためのヒアリング方法
このパートでは、クライアントからより深い情報を引き出すために、OSHISHOが何を意識して質問を考え、どのように聞くかを語ってくれました。
テンプレートは効果的ですが、それが全てではありません。クライアントさんによってベストなヒアリング方法は変わります。その場で最適な質問を考えられることができれば、もう1段階踏み込んだ情報を引き出せるようになります。
OSHISHOがヒアリング時にどのようなことを意識しているのかを知ることができる貴重な学びの時間となりました。
質問タイム
ウェビナーの最後には、参加者が疑問に思ったことや、気になっていることを何でも質問できる時間を設けています。その場で疑問に思ったことを解消できるので、参加者の学びがより深くなります。
講義のテーマに関すること、現在行っている業務で悩んでいること、かなり具体的な質問まで、講座生から様々な質問がOSHISHOに投げかけられます。COP生は実践思考で学びに貪欲な方が多いので、講座生の質問とその回答ひとつひとつが参考になるものばかりです。
非常に多くの学びを得られる環境になっていて、多くの参加者から好評をいただいています。興味を持った方はぜひ、DXコンサルタント育成機関COPをチェックしてみてください！