DXコンサルタント機関COPでは、毎月末にウェビナーを開催しております。
今回のウェビナーテーマは前回に引き続き「プロダクトの作り方」その後半です。
現代で求められているのは情報よりも環境
前回のウェビナーにて「情報そのものに価値はない」ということを教わりました。そして「強制的にやらせる」という環境をどれだけ設計できるかが、プロダクトの満足度を大きく上げるということを学びました。
たとえば英会話コーチングスクールで有名な「プログリット」などは、事前学習で渡す参考書はプログリット独自のものではなく、市販で売っている普通の参考書です。しかし「継続させ、やらせる環境」が整っているため、短期間で英語をしっかり身につけられるという人気と満足度を誇っています。
ライザップなども「やらせる環境」で人気を持つサービスです。情報を求める人が最終的に求めているのは「自分が変われるかどうか」「結果がでるかどうか」です。しかし、結果がでるまで継続し続けるということをできる人間は多くありません。
なので情報よりも環境に力を入れているプロダクトが満足度が高く、ビジネスとしても成功しやすいのです。
11個のプロダクト構成要素
学びを継続させる環境を作るには、情報提供(たとえばテキストやスライド、動画カリキュラムなど)はあくまで構成のひとつとして、他にも様々な要素を組み合わせてプロダクトを構成することが大事です。
たとえばCOPの場合は、メインとなる動画カリキュラムだけでなく、タスクシェアという機能、月末ウェビナー、夏冬の超実践合宿、LINEサポート、交流会などなど、いろいろな要素を組み合わせてひとつの環境を提供しています。
実はOSHISHOが数多くのプロダクト設計とプロモーションを手掛ける中で、この構成でプロダクトを組んでおけば間違いない!という「基本的な型」があるようです。
このパートでは「全11個のプロダクトの基本構成」をじっくり解説してもらいました。
提供のクオリティを上げる7つのポイント
このパートでは、プロダクト提供のクオリティを上げるために、取り入れるべき7つのポイントについて話してくれました。
たとえばその中に
・ゲーミフィケーションを取り入れる
・NPSを取り入れる
という2つのポイントがあります
ゲーミフィケーションとは、ざっくりいうとプロダクトに「ゲーム性」を持たせることです。たとえばゲームの世界ではクエストを達成したら報酬がもらえますよね?その要素を取り入れ、課題を達成したら報酬が得られる仕組みを作ったり、ランキングを作って上位〇名に〇〇をできる権利をあげたりします。そうすることで、顧客は楽しくゲーム感覚で行動するようになり満足度につながるのです。
NPSとは、ネット・プロモーター・スコアというもので、世界中で使われている顧客満足度を計測するための指標です。特定の質問を顧客に対して行うことで、最終的に10段階の評価がつきます。日本においては10段階中「0〜4が批判者」「5〜8が中立者」「9〜10が推奨者」と言われており、これを3ヶ月に一回計測することで、プロダクトの満足度を図ることが可能です。このNPSをもとに改善を行うことで、プロダクトのクオリティを上げていくことができます。
他にも5つのポイントを紹介してもらい、とても有益な時間となりました。
今回の月末ウェビナーは、それ単体で有料セミナーを開催できるほどの内容であると思います。月末ウェビナーは、このようにかなり有益で実践的な内容をOSHISHOが丁寧に解説してくれることから、講座生に非常に好評です。
興味を持った方はぜひ、DXコンサルタント育成機関COPをチェックしてみてください!