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【DX入門編④】これでもあなたは「DXをやらない」という選択をしますか?大注目される”DXのメリット”を、社会的な背景事情も合わせて徹底解説!

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DXがとても大きな可能性を秘めていることを理解していただいた方も多いとは思いますが、正直どのようなメリットがあるのかを具体的に説明できますか?今回はDX化を進めることで得られる具体的なメリットと、なぜこれほど需要が高まっているのかについて分かりやすく解説していきます。きっとこれを読み終わる頃には、「DXをやらない」という選択をすることは、ますます難しくなっているに違いありません。

『目次』

・なぜ、これほど需要が高まっているのか(2025年の壁)
・『DX』で得られるものとは?(メリット)
・日本企業がDX化に苦戦する『主な3つの理由』
・DXを最大限に活用して、変化に対応できる『強い組織』を目指そう!

▪︎なぜ、これほど”DX需要”が高まっているのか

▪︎もはや目と鼻の先!「2025年の壁」

DX推進を語る上で外せないのが「2025年の壁」です。

具体的に「2025年の崖」とは、複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムによる国際競争への遅れ日本経済の停滞などを指す言葉として、2018年の経済産業省が発表したDXレポートで使用されました。

そしてDXレポートの予想では、2025年に21年以上稼働しているレガシーシステムがシステム全体の6割を占めるとのこと。今後、これらのシステムを新しくしない限り、この波に乗り遅れた企業は多くの事業機会を失うことになるでしょう。また、2025年~2030年の間に最大12兆円の経済損失が生じるとの予想も。。

DX推進に対して、国が重い腰を持ち上げたことからも危機感が伝わってきますね。

▪︎『DX』で得られるものとは?

①価値を生まない無駄な要素が省かれ生産性が向上する

これはDX推進において真っ先に思い浮かぶメリットでしょう。デジタル化によるかしこかしこ業務の生産性や正確性の向上が期待できます。デジタル化を行なって業務を最適化できれば、作業時間の短縮や人件費削減、さらにはヒューマンエラーを減らすこともできるため、無駄なコストの浪費を大幅に抑えることが可能になります。

②コストを大幅に削減でき、新たな投資に回すことができる

複雑化・老朽化し、使いづらくなってしまったまま放置されたシステム(=レガシーシステム)の問題を解決できなければ生産性の向上も難しいだけではなく、多額の無駄な維持費もコストとして降りかかってきます。さらに、システムを扱える人材も不足しているため事態はかなり深刻と言えるでしょう。

しかしDXを推進し、そうした旧態システムに目を向けて最適化を行えば、無駄なコストを削減でき、そこで浮いた資金を別の成長投資に回すこともできます。

③危機的状況にも柔軟に対応できることで事業を継続しやすくなる

「突然の災害」や「システム障害」といった予期できない危機的状況に陥った場合に対して、被害を最小限に抑え、業務を継続するための対策などをあらかじめ綿密に練っておくことが非常に重要となります。DXを推進して業務の効率化ができていれば、そうした不測の事態にも落ち着いて対処をすることができますね。

▪︎日本企業がDX化に苦戦する『主な3つの理由』

①IT人材の確保&育成

日本では、DXを推進できるIT人材が圧倒的に不足しているため、実に多くの企業が外部のIT企業にシステム開発などを外注しています。

そのような外部への依存度が高い状態では、いざ新しいサービスを始めようとしても、即座に自社内で反映することができません。ビジネスにおいてはスピード感が命ですので、IT人材の確保・育成は企業にとって極めて大きな課題といえるでしょう。そして今後は、IT人材の獲得競争がますます激化していくと予想されるので、企業が勝ち抜くためには優秀な人材の確保と育成が企業存続の大きな鍵となってきます。

②DXを推進するための方針が定まっていない

DX推進の必要性は理解していても、具体的な方向性などが曖昧になってしまっている企業も多いのではないでしょうか。明確な目標や経営戦略のないままDXを実現しようとしても、単純業務のデジタル化(デジタルパッチ)で停滞してしまう可能性が高いため、本来のDXの目的とはほど遠いものになってしまいます。

DX推進を成功させるには、まず初めに自社の経営戦略をできる限り具体的に固めることが最優先と言えるでしょう。

③老朽システムの壁

DX推進を遅らせる大きな原因となるのが、複雑化・老朽化した社内システムです。それによりデータ活用が困難になり、システムのブラックボックス化が進み、負債として蓄積していくという悪循環が生まれます。

DX推進の際には、こうした古いシステムを一掃し、一貫性のある最適化されたシステム構築が非常に大切です。

▪︎DXを最大限に活用して、変化に対応できる『強い組織』を目指そう!

今回は「DXが注目される社会的な背景」「DXの具体的なメリット」「DX推進の過程で立ちはだかる超えるべき壁」について解説しました。

IT技術がまさに日進月歩のごとく進歩し続ける現代においては、変化に柔軟に対応できる企業体制が必須となります。2025年の壁を1つの節目として、課題に立ち向かっていくためにも、今できることは自社の課題を明確に洗い出し、先を見据えたDX戦略で企業改革の大きな1歩を踏み出すことではないでしょうか?

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